エルサルバドルからグアテマラへ陸路バス移動で国境越え!そのままアンティグアへ!

ついにグアテマラに戻る日がやってきました。エルサルバドルの首都サンサルバドルからグアテマラシティまでTICA BUSで行き、そこからアンティグアまでチキンバスで向かいます。

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「ゴン!ゴン!ゴン!」

突然ドアをノックする音で目を覚めす。時刻は午前4時55分。眠い目をこすりながらドアを開けると、

「グアテマラ!?」

TICA BUSのおっさんが声を荒げて怒鳴っている。こくんと頷いた僕を見て、おっさんは急いでその場を後にした。おっさんの表情と背中から「何こんな時間まで寝てやがるんだ!待っててやるから早く準備をして降りてこい!」と言わんとしていることがはっきりと伝わってきた。

この時ようやく、自分が寝坊してしまったことに気がついた。iPhoneとiPodの2つで目覚ましをセットしたはずなのに、、、設定した時間を間違えたのか、、、そもそもバスは6時発じゃなかったのか、、、といったことが頭の中をよぎる中、急いで散らばっていた荷物をスーツケースとリュックの中に詰め込んだ。

その時間わずか3分。歯も磨かずにチェックインカウンターへ駆けつける。僕の前には一人の客がいた。この人も遅れてきたに違いない。仲間であることは嬉しいけど、早くどいてくれという気持ちが本音だった。自分で寝坊しておきながら、作業の遅いカウンターのお兄さんにも苛立ち始める。

時計を確認するとまだ5時2分だった。海外ではこれくらいの遅刻は遅刻とは言わないだろう、そう自分に言い聞かせる。昨日乗ったホンジュラスからのバスが、予定時刻より10分も早く出発していたことは、当然の如くなかったことにして。

そうこうしているうちに自分の順番がやってきた。

「Lo siento(ごめんなさい)」

そう伝えながらバスのチケットとパスポートを渡す。お兄さんは何も応えず、黙々とチェックインの作業を進める。話す時間があったらその分を作業に集中したい、という空気がひしひしと伝わってきた。

作業を済ませたお兄さんが最後にようやく口を開いた。目の前にある椅子を指差しながら、

「そこで乗車時間まで待ってて。出発は6時だから。」

「・・・」

 

 

そう、僕は寝坊なんてしていなかったのだ。

では起こしに来たおっさんは一体何だったのか。まさかのモーニングコール?

でもそんなもん頼んだ覚えはない。そもそも何で33号室に泊まっていた僕がグアテマラ行きのバスに乗ることを知っていたのだろうか。ホテルのチェックインの時には翌日のバスのことについてなんか一切聞かれることはなかったというのに。

そんなことよりも、なぜ彼は怒っていたのか。それこそが一番の謎である。なんだったんだろう、あいつ。

 

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そんな感じで謎のモーニングコール事件が起こりましたが、無事にバスに乗りグアテマラに向け出発することができました。

エルサルバドルは入国だけでなく出国もパスポートにスタンプを押してくれませんでした。バスの中で税関の人にチェックされるだけです。スタンプコレクターとしては、並んでもいいのでスタンプが押してほしかったというのが本音ですよね。

グアテマラのイミグレも並びません。TICA BUSの人がパスポートを預かり、スタンプを押してきてくれます。

これ、非常に楽なんですけど、国境を越えたという実感があまり沸かないのが欠点じゃないかなと。一切苦労していませんからね。コーラ飲みながら待ってるだけでしたから。高ければ高い壁の方が上ったとき気持ちいいもんなってミスチルが歌ってましたが、イミグレの行列も長ければ長い方がスタンプ押してもらったとき気持ちいいもんですからね。

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グアテマラシティに到着したのは13時。予定通りでした。ここからアンティグアまでローカルバス(通称チキンバス)で向かいます。

 

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TICA BUSのターミナルからアンティグア行きのバス乗り場まで、地図を見る限り約2キロあります。危険なグアテマラシティの中をスーツケースを転がしながら2キロも歩くことにちょっとびびっていましたが、タクシーに金を払うくらいならその金で砂肝を腹いっぱい食べたいという「デブ×貧乏」の思考が発動し、気合で歩いて行くことにしました。

 

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歩き始めて約40分。バス乗り場周辺に到着。道路を渡るのに歩道橋を使うしかなかったので、それがしんどかったです。

 

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ここがアンティグア行きのバス乗り場。前回初めてグアテマラに来たときも、ここからチキンバスに乗ってアンティグアまで行きました。

まだ右も左も分からなかった僕が、タクシーに乗ってここまで連れてこられた日の記憶が蘇ってきました。前回はバスの兄ちゃんにスーツケースを強引に持って行かれて、すぐにバスに乗るようにと指示され、写真を撮ることすらできなかったのですが、今回はしっかりと撮影することができました。乗り込む前のチキンバスの姿を。

この半年で自分が大きく成長しているということを、このとき初めて実感することができました。確かな手応えを感じましたね。

 

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1時間でアンティグアに到着。こんな日本とはかけ離れた風景を見ながら「ようやく帰ってくることができた」なんて思う自分がいたりします。というのも僕の第6の故郷になりますからね、アンティグア(グアテマラ)は。

ちなみに僕の故郷ランキングを1位から紹介すると、日本、イギリス、タイ、カナダ、オーストラリアになります。住んでいた期間が長い順です。再来年にはこのランキングに韓国とニュージーランドが加わっていることでしょう。

 

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本当は前回お世話になっていたホームステイ先であるマルガリータさんの家に泊まろうかなと思ったのですが、短期間の滞在になるので逆に迷惑がかかるんじゃないかなと思い、今回はホテルに泊まることにしました。

ペンション田代には泊まらず「Posada la Quinta」という安宿に泊まりました。シングル75ケツァール(約1000円)。

 

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かおりさんの家で知り合ったあやこさんのおすすめ、砂肝の唐揚げとビールという奇跡の組み合わせの夕食をいただきました。

砂肝ビールに心の底まで満たされた僕は、5時間も昼寝をしてしまったようで、そのため朝まで寝ることができなかったのです。移動の疲れではなく、砂肝ビールのせいです。つまり完全にあやこさんのせいということになります。

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