ストックホルムからキルナへ。寝台列車で16時間半かかりました。

13日目。ストックホルムから夜行列車に揺られること16時間半。スウェーデンの北部にあるキルナという街へやってきました。

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寝台は追加料金がかかるので、貧乏な僕は2等席で我慢することに。2等席はインターレイルパスに追加料金35kr(約500円)という貧乏バックパッカーには優しい価格でした。

16時間半くらいなら我慢できると思えたこと。わずか12日間で、かなりの成長を遂げていたことは間違いなさそうです。

結局、我慢するどころか快適な鉄道の旅を過ごすことができたのですが、想像を絶するほどのガラガラな車内に、キルナという街への不安は募るばかりでした。

 

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昼過ぎにキルナ駅のホームに到着。ホームというよりかは雪でした。雪から線路生えてきた感じです。

 

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駅はいつも通りスタイリッシュ。そして、想像以上に人が降りたことに驚きました。こんなに人が乗ってたの?って。

 

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見るからに何もない。本当にここには人が住んでるのかってくらい何もない。そして寒い。

そんな何もない極寒の地に、オーロラを観るためだけに3泊もします。これまでどんなに素晴らしい場所に行っても1日しか滞在してこなかったのに。

でもオーロラって死ぬまでに1回は観ておきたいですよね。きっとそういうことだったんでしょう。

 

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さっそくネットであらかじめ調べたホステルに向かいます。地球の歩き方もないので不安で不安で死にそうでしたが、一切迷うことなく、あっという間にホステルに辿り着きました。

ホステル周辺は意外と街でした。(一番上の写真)

 

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Kiruna Vandrarhem

225kr

4人部屋のドミトリーで一泊225kr。20ユーロくらいだったような。ちなみに、この日は誰も泊まりにこなかったため貸切状態でした。

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夜まで暇なのでオーロラが観れそうな場所を探します。

 

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田舎すぎて、どこからでも観れそうですね。

 

 

ちなみに、これ何度くらいだと思いますか?

 

なんと、キルナの平均最高気温(2月)は−8℃なんです。そして最低気温が−20℃。ストックホルムよりも過酷な地において、オーロラを観るために何時間も歩き回ることになるのです。しかも、ヒートテック5枚重ねにヨレヨレのパーカー、その上にジャケットというスタイルで。スウェーデン人ですらダウンコート着てましたからね。

 

 

そして、夜。可能な限り体を温め、オーロラ観測に出発。

外へ出た瞬間、いきなりまつ毛が凍りつきました。瞬きをすると、上まつ毛と下まつ毛がくっついてしまうのです。これが絶妙な痛みを演出します。

しかし、まつ毛のために宿に戻るわけにもいきません。心を鬼にして早歩きで暗い方へ向かいました。

昼間に下調べをしておいたので、だいぶ余裕ぶっこいていましたが、何もないはずの場所ですら無駄に明るいという予想外な展開に。

ストックホルムでは2時間歩き回ることができたけど、ここでは30分が限界とみた僕は、とにかく北を目指して歩き続けました。

歩くこと10分。キャンプ場らしき場所を発見。もちろん、この時期にキャンプしているバカはいません。

そのお陰で、電気も消えていたので、オーロラ観測するにはベストな暗さが保たれていました。

ただ、残念なことに、この日は生憎の満月。月明かりって想像以上に明るいのです。リアルに電気なくても余裕で歩き回れるくらい無駄に明るいのです。この時ばかりは満月を恨みましたね。

それでも寒さを紛らわせるために、とりあえずキャンプ場の奥地へと歩き続けます。

この時すでに約束の30分が経過していました。しかし、一向にオーロラが現れる気配もなく。とりあえず10分ほど待機してみることにしました。もちろん歩きながら。

もはや、足の先の感覚なんてありません。そこまでしてオーロラを観たかったわけでもなかったのに…。まさに、一度決めたら頑張ってしまうという頑張り屋の性格が裏目にでた瞬間でしたね。

残念ながら、オーロラ出現せず。諦めて宿に戻ることに。外にいた時間は合計で1時間くらいでしたが、体感時間的には365時間。まさに天然の精神と時の部屋状態でした。

 

当時の僕はよほどオーロラが観たかったのでしょう。宿で3時間ほど休憩をとり、再びオーロラを観に出発することにしました。

もうね、走って目的地に行きましたよ。早く着くし、温まるし一石二鳥なので。

そして、時間短縮に成功した僕は、キャンプ場をひたすら歩き回りました。早く着いた意味がなかったことは考えないよう心に決め、ひたすら歩き回りました。

 

そして、0時を過ぎた頃、ついにオーロラが姿を現したのです。

といっても、最初はかなり弱めなオーロラでした。切れかけの蛍光灯でよく起こる、粒子が行ったり来たりする現象のような、そんな控えめなオーロラでした。それでもうれしいものなんですね。死ぬまでに1回くらいは観ておきたいものランキング、堂々の第1位ですからね。(自分調べ)

そして次第にオーロラの光が強くなります。感動するって、つまりこういう事なんだなて悟りました。感動のあまり一瞬、寒さを忘れている自分がいましたし。その後、一瞬で猛烈な寒さを思い出すことになるんですけどね。

 

早速写真撮りまくりました。夜にめっぽう弱いカメラで。普通の夜景すらまともに撮れないカメラで。それでも100枚くらい撮りましたから。ご安心ください。

 

その写真ですが、見たいですか?

そうですか。ではお見せしましょう。

これがキルナ1日目に観たオーロラのベストショットです!!

 

 

 

 

 

 

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何これ。

ポーランド人が見せてくれたオーロラの写真とぜんぜん違うんですけど…

 

 

僕はこの時、ようやく気がついたのです。

一眼レフを買っていくべきだったということに…

 

続く…

 

14日目:キルナでのオーロラが出現する確率や天気について。(自分調べ)

12日目:ストックホルム観光。夜も治安がよかったですよ。

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