リュブリャナからザグレブへ!そのまま夜行列車でサラエボへ!

クロアチアの首都ザグレブ。僕が初めてザグレブという都市を知ったのは、キングカズこと三浦知良選手がクロアチア・ザグレブ(現ディナモ・ザグレブ)に移籍した時でした。 

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リュブリャナから鉄道で2時間半ほどという絶妙な距離に位置するザグレブ。

しかし、この近い距離を行き来する列車内ではパスポートチェックがあります。

イギリス〜フランス間では税関でパスポートチェックがあったものの、他の国はシェンゲン協定を結んでいるため、パスポートを見せることなく国境を越えることができました。(クロアチアも近々シェンゲン協定加盟国になるという噂も。)

そのため、この旅では初めての出来事に若干の戸惑いもありました。税関の方は結構適当にチェックしてスタンプを押してくれます。立ち仕事ということもあり、スタンプの押し方がめちゃくちゃ(逆さになっていたり、斜めになっていたり)というのは、ヨーロッパ鉄道の旅あるあるだと思います。

スタンプは東南アジアですら、綺麗に押してくれるものです。

 

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ザグレブ中央駅に到着。 ハンガリー人建築家のフェレンツ・プファッフが19世紀に建てたものです。

 

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駅の向かいには、

 

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トミスラヴ広場があります。夕方だったのであまり人がいませんでしたが、ゴミがたくさん捨てられていたことから推測するに、昼間は人で溢れかえっていたのではないでしょうか。

 

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ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ行きの夜行列車が21時半出発なので、インフォメーションで地図を貰い観光することにしました。

 

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少し歩くと、人通りの多い場所(イェラチッチ広場)にたどり着きました。ザグレブのハチ公前と言ったところでしょうか。

 

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ザグレブのハチ公(イェラチッチさんの馬)。

ザグレブのハチ公前で意味もなく立ち止まっていると、クロアチア人の方が話しかけてきました。それも日本語で。

彼の名前はイニシャルをとってZ氏。

Z氏は僕が日本人とわかると、すぐに地震の心配をしてくれました。僕は両親とスカイプして以降、全く情報がなかったので、「大丈夫!ありがとう!」と何も知らずに言っていたことを今でも鮮明に覚えています。

それからなぜか意気投合した僕らは、一緒に夕飯を食べる約束をしました。Z氏にはまだ予定があったため、「1時間後にハチ公前で!」と言ってしばしの別れを告げます。

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突然の予定変更により1時間で観光を済ませることに。行っておきたい場所を2箇所に絞って観光を開始します。(※トラムには乗っていません。)

 

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一つ目は、聖母被昇天大聖堂(ザグレブ大聖堂)。左右の塔の高さは105 mあり、クロアチアで最も高い建物なんだそうです。残念ながら、片方は修復作業中でした。

ヨーロッパではよく見かけるネオゴシック様式の教会は、カプトル広場にそびえ立っています。

 

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そして、二つ目の聖マルコ教会。屋根のタイルが可愛い感じになっています。クロアチア・スラヴォニア・ダルマチア王国の紋章(左)とザグレブの紋章 (右)が描かれています。

僕のカメラは夜にめっぽう弱いため、残念ながらブレた写真しか撮ることができませんでした。

 

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固定すれば、こんな感じの写真も撮ることはできるんですけどね。カメラマンの腕の問題だったのかもしれません。

 

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細い路地には落書きが。なんとなく治安が悪そうな空気が漂っています。

 

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1時間後、Z氏と合流してレストランへ。 道端に席があるおしゃれなレストランでご飯を食べました。(飲みがメイン)

ギネス好きの僕はZ氏おすすめのクロアチア版ギネスをオーダー。少し甘かったけど、美味しかったです。

話は、「Z氏はなぜ日本語は話せるのか?」ということから始まり、最終的にはサッカーの話になっていきました。というのも、クロアチアのことをほとんど何も知らなかった僕が唯一知っていることはサッカーの話だけだったからです。

僕は、中学時代セリエAのACミランというチームが好きで、当時ミランの10番を背負っていたクロアチアのボバンという選手が大好きでした。今でもそのユニフォームを大事に保管しています。

その熱い思いをZ氏に語ると、思いがけない返事が返ってきたのです。

「ボバンと同じ大学に通っていたよ。」

どうやらボバンは引退後に大学に通って、歴史かなんかを学んでいたそうです。最近では本田選手(現ミランの10番)の批判の記事でしか見かけることのないボバンですが、立派な第二の人生を歩んでいるのかもしれません。

レストランを出ると、Z氏はボバンの親族が経営しているレストランに連れて行ってくれました。

 

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これがボバンのレストランのようです。

 

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たしかに「Boban(ボバン)」と書いてあります。

 

時間があまり残されていないため、トイレを使わせてもらうことに。ただ、僕は超巨大なバックパックを背負っていたため、一人ずつトイレに行くことに。まずは、Z氏(アディダスのジャンパーを着ている人)から先に。

ここで一抹の不安が僕の頭の中をよぎります。

「トイレ行っている間に、バックパック持って行かれないかな?」

不安で小刻みに震えていると、Z氏が戻ってきました。そして僕にコインを一枚渡してくれました。どうやらトイレを使うにはチップが必要とのこと。

コインを受け取ってしまった僕は、トイレに行くしか選択肢は残されていませんでした。「どうせ貴重品とかすべて身につけているし、最悪なくなってもいいや!」くらいの気持ちでボバンのトイレへと向かいます。

言うまでもなく、ボバンのトイレは何の変哲もないごく普通のレストランにあるトイレでしたが、中学時代から憧れていた元クロアチア代表選手のトイレに行けたことは一生の思い出だな、と感慨深かったです。

まさか、何も下調べせずにやってきたクロアチアでこんなにも素晴らしい経験ができるなんて。あとは、荷物さえ無事であれば…

 

 

 

 

 

荷物は無事でした。

 

Z氏、疑ってごめんなさい。でも、出会って数時間しか経っていない相手(しかも外国の方)に荷物を預けるのって勇気がいることですので。

そして、駅まで送ってくれたZ氏とお別れをして、僕はサラエボへと向かいました。

 

33日目:サラエボ観光!第一次世界大戦の原因となったサラエボ事件とは?

31、32日目:リュブリャナ観光!おすすめは元刑務所のホステルセリカ!

ザグレブの雰囲気を味わうことができる動画です!英語の勉強にもなります!

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