
メキシコシティから北に50kmの場所にあるラテンアメリカ最大の都市遺跡「テオティワカン」に行ってきました。
雲一つない快晴の日に行けたことはよかったんですけど、ヤバいくらい日焼けしてしまいました…。そして皮膚から完全に水分が奪われ、もはや自分の体の一部だとは思えない状態になりました…。
快晴の日にテオティワカンへ行く場合、日陰が一切ないので日焼け止めを塗ることをおすすめします。
メキシコ盆地を中心として紀元前2世紀から800年ほど繁栄したテオティワカン文明。全盛期には人口20万人を超えていたと推定されています。
8世紀頃、謎の滅亡とともにテオティワカン人は消えてしまったと言われていますが、その理由は未だに解明されていません。
テオティワカン(神々の都市)とは、後にこの遺跡を発見したアステカ人が命名した名前のようです。
メキシコシティからはバスでテオティワカン遺跡へ向かいました。
メトロで北方面バスターミナルへ。メトロはスリが多いみたいなので細心の注意が必要です。
バスターミナルに入り、左へ歩いて行くと「AUTOBUSES TEOTIHUACAN」と書かれた小さなカウンターが見えてきたので、そちらでチケットを購入しました。往復で88ペソ(約650円)。
帰りのチケットはオープンチケットになっているので好きな時間に帰ることができます。
出入口がいくつかるようなのですが、最初に到着した「Puerta 1」で降りました。遺跡の中で一番南にある入口だと思います。
入場料は62ペソ。中に入ると国立人類学博物館に置いてあった雨神チャルティトゥリクエの像のレプリカがあります。
先に博物館で保管されている実物を見てしまっていただけに、何も感じるものはありませんでしたね…
Puerta 1から入ると、まず目の前にケツァルコアトルの神殿があります。
テオティワカン遺跡の中でもケツァルコアトルの神殿は装飾美の面で際立っています。こちらはレプリカが国立人類学博物館にありました。
この小さな穴見えますか?遺跡の中でプレーリードッグが生息していました。
メキシコにはこんなサボテンが普通にあります。
サボテンが珍しいものではないことを証明するかのように、めっちゃ落書きされてました。
太陽のピラミッドのすぐ側にあるシティオ博物館。暑さしのぎに立ち寄るといいかもしれません。
この遺跡で一番の見所「太陽のピラミッド」に上ります。このピラミッドは世界で3番目に大きいんですよ。
ピラミッドだからって完全に油断していましたけど、足がすくむほど高かったです。高所恐怖症の人にはちょっと厳しいかもしれません…
頂上には大勢の人が。太ももにムチを打ちながら登り切った者のみ、見ることの許された絶景が広がっていました。
太陽のピラミッドからみた月のピラミッド。太陽のピラミッドの方が大きいのですが、重要度としては月のピラミッドの方が高かったそうです。
死者の道。なんでそんな名前で呼ばれているのかは分かりません。
月のピラミッド。ケツァルコアトルの神殿から死者の道でつながっているんですけど、全長4kmあるみたいです。
月のピラミッドからみた太陽のピラミッド。
ケツァルパパロトルの宮殿。ここだけなぜか綺麗に修復されています。
帰りはpuerta3を出たところにあるこの場所でバスが来るのを待ちました。
テオティワカン遺跡、メキシコシティに来るならおすすめです。ただこの遺跡もメキシコシティ同様、標高2000m近くあると思うので、日焼け止めと日傘は必ず準備した方が良いと、僕の死んだ皮膚たちが無念そうに語っているような気がします。
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