
いつかは訪れてみたい場所でもあるカプリ島の青の洞窟。青の洞窟はいつでも入れるわけではなく、潮の状況によっては10日に一度しか入れないこともあるあるそうです。
そんな凄い洞窟に行ってみました。
ナポリからカプリ島への行き方!
ナポリからカプリ島へ行くには2つの港があります。ベヴェレッロ港とメルジェッリーナ港です。
カプリ島へは1日に10本くらい船が運行していますので、時間に合わせて選ぶのがいいと思います。
船には2種類ありまして、フェリーは所要時間1時間10分かかり値段が安くて、高速船は40分で到着しますが値段がフェリーの倍近くします。
僕は貧乏バックパッカーなので、フェリーでカプリ島へと向かいました。
朝の9時5分、フェリーが出発します。運賃は往復で18ユーロでした。船の時刻はこちらから確認ください。(CAREMAR、SNAV)
天気が良かったのでデッキにある席に座りました。ナポリの景色を眺めながらカプリ島へ向かいます。
カプリ島
10時半頃、カプリ島のマリーナ・グランデ(港)に到着しました。 海の水は透明で透き通っていて、上から見た色はエメラルドグリーンでした。
ツアーの人は、ここから船で青の洞窟へと向かいますが、貧乏な僕はバスを乗り継いで洞窟へと向かいます。
バスは2台合わせて3ユーロかかります。
絶景が広がっていました。一度でいいからこんなところに住んでみたいものです。
青の洞窟
洞窟周辺に到着しました。ここでようやく洞窟に入れる日だということを知りました。
では、青の洞窟に入れる確率について。その年の気象状況によって変わってくると思いますので、参考程度にしていただければと思います。
僕が行った日は3月だったので1/2の確率でしたね。
こんな小さなボートに3人ずつくらい乗せられます。僕は偶然にも日本人の母娘と乗ることになりました。バックパッカーをしていると言ったら、褒めてくれた優しい方々でした。
マリーナ・グランデから船で向かった人は、海の上でボートに乗り換えます。明らかに定員オーバーしていますよね。あれ乗せすぎですよね。
波が高い日だと、あの状態で1時間以上待つこともあるみたいです。
「 こんな穴をよく発見したな!」という小さな穴が青の洞窟への入り口となっています。こんな穴が入り口なら、波が高い日や潮が満ちている時には入ることができないのも納得です。
座っていても頭をぶつけそうになるほど狭く、屈まないとおじさんに怒鳴られますのでご注意を。
いよいよ中に入ります。
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これが青の洞窟です。言葉にできないくらい美しく、神秘的な空間となっていました。こんな壊れかけのカメラを持って行った自分を説教したくなるくらい美しかったです。
洞窟の中にいられるのは、たったの3分ほど。その間におじさんが歌を歌ってくれます。僕らのおじさんは声が小さくて、やる気を一切感じることができませんでした。
それなのに、降りるときにはチップを一人につき10ユーロ要求してくるという図々しさ。見習いたいところです。
ここで頼りになるのが日本の母ちゃん。「10ユーロは高い」と言い放ちそのまま船を降りて行きました。結局おじさんが折れて一人1ユーロ払うことになりました。
あとから調べてみたところ1ユーロくらいが相場のようなので、それ以上要求された場合は払いすぎないように気をつけて下さい。
ちなみに、洞窟の中に入るのに12ユーロかかることはお忘れなきように。
カプリ島を散策
帰りは3ユーロ節約のためにマリーナ・グランデまで歩いていきます。
この島は道が狭いため、小型の車が流行っていました。田舎にいる感覚になります。
ボートのおじさんの家、、、かもしれません。結構立派です。
観光客がたくさんいるエリアは都会的になっています。
しっかり教会もありました。
カプリ島は坂道の多い異常に多いんです。足腰に自信がない人はバスに乗りましょう。
さすがのカプリ島だけあって、鳩はマジシャンが所有していそうなオシャレなタイプでした。
マリーナ・グランデが見えてきました。でも、まだまだ歩きます。
道路は、日光の「いろは坂」のようにクネクネしています。
洞窟から港までは約1時間くらいかかりました。一般の観光客が見れないような、そんなカプリ島の一面を見ることができるのでおすすめです。
夕方、ナポリへ戻ります。
古代都市ポンペイを滅亡させたヴェスヴィオ火山が綺麗に見えました。
カプリ島は船の往復時間も考えると丸1日くらい必要となりますが、青の洞窟だけでなく自然豊かな心安らぐ場所にもなっていますので、イタリア旅行に行かれる方にはおすすめです。
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