
コスタリカ最古の街であり、サンホセに代わるまで250年にわたり首都だったというカルタゴへ行っていました。
カルタゴはサンホセから約20kmの位置(バスで約1時間)にあります。カルタゴ行きのバス停は、そこら辺のおっさんに教えてもらいながらなんとか見つけることができました。宿から徒歩10分くらいの場所にあります。
バス停はここにあります。
結構しっかりとしたバス停でした。バスの料金は570コロン(110円)。
このHIGERという会社のロゴが現代自動車のロゴのパクリみたいで、こういうところも中米ならではな感じがして面白いなと思いました。ロゴをパクってるくせにちゃっかりバリアフリー式のバスまで開発しているところには感動すら覚えましたよ。
バスの終点は、この名前もわからない教会の前。街の中心地からは若干離れた場所なので、「MAPS.ME」で位置を確認しながら、良さそうなところで降りるべきでした。
中央公園。木陰にあるベンチに地元の人たちが腰掛けて、のんびり話をしていました。平日だというのに。
中央公園の横にある教会跡地。地震で崩れて廃墟になってしまったそうです。
現在その教会の中は庭園になっていて異様な光景となっています。中に入ることが出来なかったので柵の外から写真を撮りました。
すごい田舎に来てしまったなと思ったんですけど、これでもコスタリカ第三の都市なんです。サンホセも首都らしからぬサイズ感でしたけどね。ずっと住むのはきついけど、しばらく滞在するにはいい街かもしれません。
カルタゴで一番の観光名所、ロス・アンヘレス大聖堂。東欧にありそうな様式で、中南米ではなかなかお目にかかれないタイプの美しい教会です。
外だけでなく内装もすごく綺麗なんです。
参拝に来た人たちが真ん中の道を膝で歩いていたことが、すごく印象的でした。
旧鉄道駅近くにある市場。
ここでは手頃な価格でご飯が食べられると地球の歩き方に書いてあったので、値段を確認せずに注文してみたところ、2500コロン(約470円)とすごく高かったです。味はまあまあでした。
そんなことより聞いてください。注文する僕を見ていきたり店員たちが大爆笑しだしたんです。客に対してあまりにも失礼な態度ですよね。さすがにイラッとしました。
なんで笑われたのかわかりませんが、この日の夜に鏡を見ていたら鼻毛が一本出ていたので、たぶんそれが原因なんじゃないかなと思っています。つまり自業自得ってことですね。
僕の鼻毛のことはいったん棚に上げて、皆様に伝えておかないといけないことがあります。
それは日本の女性よりも中南米の女性のほうが鼻毛でている人が多いということ。それも圧倒的なほどに。
日本で生活していると女性の鼻毛を拝むことってほとんどないと思うんですけど、中南米では5日に一人くらいのペースで鼻からこんにちはしている女性を見かけます。
あと一応言い訳もしておきますけど、僕は旅に出るときには電動鼻毛カッターを常に持っていくようにしています。
たとえどんなに美男美女であったとしても、鼻毛が飛び出ていた時点で美男美女じゃなくなることを僕は知っているからです。これはパンツに黄色いシミができていることとほぼ同レベルのマイナス効果があり、一度そのイメージが定着してしまうと名誉を挽回するまで相当な努力と年月が必要となります。
誰よりも鼻毛の怖さを理解しているはずの僕の鼻から、なぜ鼻毛が出ていたのか。それは中南米にいると鼻毛の成長速度が急激に上がるからです。もちろんそれを処理しきれなかった僕の不注意であることに変わりありませんが、日本の常識(日本での成長速度)が全く通じない、中南米の常識があるのです。海外で生活するということはそういうことにも気を配らなければならないのです。
鼻毛トークも盛り上がったところで、サンホセに戻ります。
カルタゴはグアテマラのアンティグアに似ています。街の雰囲気もそうですが、地震の影響で教会が崩れて、、みたいな境遇も一緒でしたし、カルタゴはイラス火山、アンティグアはアグア火山の麓にあるなどの共通点もあり、どことなく懐かしい感じがしました。アンティグアよりもかなり小規模な街であり、見どころも圧倒的に少なかったんですけど個人的には好きな街でした。もし鼻毛事件が起こっていなければ、中南米好きな街ランキングベスト20にはランクインしていたと思います。
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