
フランクフルト(食べ物)の発祥の地フランクフルトにフランクフルトを食べに行きました。
9時35分のシュトゥットガルト行きの列車に乗ってベルリンを後にします。
13時44分、フランクフルトに到着しました。
このICEと呼ばれる列車は時速300kmもの速さで走る、日本の新幹線のような乗り物なんです。どう見ても、のぞみの方が圧倒的に速そうな外観なんですけど…
新幹線ほどの速さを誇る高速列車でしたが、追加料金は取られなかったのです。ドイツはレイルパスユーザーに優しい国ですね。
フランクフルト中央駅の1日の乗降客数は約35万人 と言われています。すごい人数ですよね。どのくらいすごいのかというと、北海道旭川市の人口とほぼ同じなんです。
ちなみに、新宿駅の1日の乗降客数が約350万人だそうです。
フランクフルトは高層ビルが幾つもそびえ立っていて、かなり近代的な街です。
と思いきや、ドイツっぽさもしっかりと残されていました。
こういった類の自転車はあらゆる大都市に設置されていて、このブログでも無駄に写真を載せてきましたが、実は一度も使用したことがありません。誰か僕に使い方教えてください。
ブレーメンのマルクト広場を彷彿とさせるメルヘンな雰囲気が漂うレーマー広場。フランクフルト一番の見所です。
日本では◯ィズニーランドのような夢の国でしか見ることのできない光景が、ドイツでは街中で普通に見ることができるんです。
旧市庁舎レーマー。この建物の名前から、この広場がレーマー広場と呼ばれるようになりました。
クリスマスにはこの広場がマーケットになります。たくさんのお店が並ぶだけでなく、メリーゴーランドも設置され、本格的にディ◯ニーランドのような空間に変身するのです。ただ、その時期は観光客が殺到する恐れがあります。
僕のように独り身の方には、オフシーズンがガラガラなのでおすすめです。
レーマー広場のすぐ近くには聖バルトロメウス大聖堂があります(別名:カイザードーム)。レーマー広場1枚目の写真に、この大聖堂が写り込んでいるのをお気付きになられましたか?
7世紀頃に建てられた小さな礼拝堂を13世紀に建て直し、徐々に増築することで19世紀にはこの大きさにまでなりました。 そんな歴史ある大聖堂でしたが、戦争によって破壊されてしまいます。現在の綺麗な大聖堂は1990年に修復されたものです。
100mもの高さを誇る大聖堂ですが、頂上の方をよく見ると、かなり細かい造りになっています。職人の魂が込められた立派な大聖堂ですね。
無料で公開されている大聖堂の中。外の造りとは正反対でシンプルな仕上がりになっています。
大きなパイプオルガンもありました。礼拝に参加すれば、このパイプオルガンの音色を聴くことができるのかもしれません。
レーマー広場周辺の旧市街を外れると、また近代的な街並みに戻ります。
ユーロ圏の国の金融政策を担う、欧州中央銀行がフランクフルトにありました。フランクフルトと金融街だったことをここで知ったのです。どうりで高層ビルがたくさんあるわけだ。
で、当初の目的であったフランクフルト(食べ物)。
もちろん食べてきました。カットされたフランクフルト(ウィンナー?)にカレーテイストのケチャップがかかっていて、ちょっと辛かったのですが、3ユーロと財布にも優しい値段でした。これぞフランクフルト発のB級グルメ。
と、思ったのですが、調べてみたところ、僕が食べたのは「カリーヴルスト」といって、ベルリンやルール地方が発祥の地とのことでした。知らない方がいいこともあるんですね。
……写真ですか?
そんなものありませんよ。旅ノートに汚い字で書かれていただけです。
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23日目:ベルリンの壁は勘違いで崩壊したらしい。残された壁には落書きが…
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