
キューバ3日目は首都ハバナから世界遺産の街トリニダーへ移動しました。
出発前にはちょっとしたアクシデントがあったりで、長い1日になりましたね……。
キューバに来て3日目にもかかわらずチェゲバラが描かれたコインを一枚も手にすることができていなかったので、朝からチェゲバラが描かれたコインを求めて両替所へ。宿で一緒だったかおりちゃんと出かけました。
両替所には長い列ができていたので、近くのお店で1クックの缶ビールを買って飲みながら待つことに。
かおりちゃんは昨日キューバに来たばかりだったのですが、両替所で8枚ものチェゲバラを手に入れたとのこと。しかし、その貴重なチェゲバラを全て使ってしまったというのです。なんて勿体無い……。
両替所で待つこと20分。ようやく僕の順番がやってきました。5クックを手渡し「全部チェゲバラに替えてください」とぎこちないスペイン語で伝えました。すると、即答で「チェゲバラはない」と言われてしまいました。もう少し考える素振りでも見せてくれたらいいのに。そのまま無言で僕の5クックは必要のないモネダにへと両替されてしまいました。
がっかりしながら外で待っていると、手の中でコインをジャラジャラさせながらかおりちゃんは出てきました。なんと、6枚ものチェゲバラをゲットしていたのです。僕は即答で断られたというのに6枚も替えてもらったのです。
3日でチェゲバラ0枚の僕に対して、2日で14枚も手にしたかおりちゃん。さすがに可哀想だと思ったのか、2枚のチェゲバラコインを譲ってくれたのでした。
両替を終え、チョコレートミュージアムへ行きました。ミュージアムといっても、ただのカフェみたいな店でしたね。
チョコレートの飲み物(1クック)を注文。
チェゲバラのお礼もあったので奢ってあげようと思い、1クックコインを2枚出してスマートにお会計を済ます僕。するとコインを手にした店員が一枚返してきたのでした。
よくよく見るとそこにはチェゲバラが描かれていました。さっきかおりちゃんに替えて貰ったチェゲバラは他の場所にしまったはず。ポケットに入っている残り2枚のコインも取り出し確認してみるとチェゲバラがもう一人いる。なんでさっきまで1枚も持っていない僕が4枚もチェゲバラを持っているのか……。
実は最初にお酒を買った時に5クックで払っていたんです。つまりお釣りは4クックということなんですが、1クックコイン2枚とチェゲバラコイン2枚を手渡されていたのでした(1クックコインとチェゲバラコインは少し似ています)。
この時にようやくアイスクリーム屋の親父に騙されたことに気がついたのでした。1クックでだいたい8チェゲバラなので大損ということになります。失った2クック=16チェゲバラなのに、2チェゲバラしかないのはさすがに納得がいきません。
この坊主が僕に2チェゲバラを渡してきた親父です。
キューバには二種類のお金が存在していて、お札でイカサマをしてくるやつが大勢いるから注意が必要という話は聞いていましたが、コインも気をつけなければいけなかったようです。
たぶんもしこれがチェゲバラコインじゃなかったら発狂していたことでしょう。
たかだか200円くらいの話なんですけどね。
旧市街の道端で犬が40~100クック(40~100ドル)で売られていました。安いけど、ベトナムの路上では500円で売られていましたので、驚きはしませんでしたね。
かおりちゃんが教えてくれたピザ屋。シオマラさんの家から徒歩5分の場所にあります。
このミックスピザは一枚22モネダ(約100円)。安いですね。30モネダで支払ったら、お釣りにチェゲバラコインくれました!
生地がホットケーキみたいでモッチリしていて美味しかったです。焼き立てのピザと僕の手の間には紙が二枚だけしかなく、持っているだけで火傷しそうでしたけど。
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トリニダーの宿は日本人に人気のあるレオさんのお宅に泊まりたいと思っていました。なので前日にシオマラさんにお願いしてレオの家とトリニダーまでのタクシーを予約してもらっていました。
予約していた2時前までに宿へ戻り、タクシーが迎えに来るのを待っていました。しかし、待てど暮らせどタクシーはやってきません。シオマラさんがいなかったので、他のおばちゃんに確認してみると、午前中どこかに出かけていたという理由でタクシーをキャンセルしていたことが判明しました。
全然意味がわからないんですけど、とりあえずすぐにタクシーに来てもらえるかどうか確認してもらうことに。しかし、なかなか良い返事がもらえません。そりゃ突然、4時間もかかるトリニダーまで行きたいと言われても困りますよね。
それから待つこと約1時間、なんとかタクシーに来てもらえることになったのでした。
迎えが来たのは15時20分。なぜかタクシーではなくてバスっていう。まあ16席に僕を入れて4人しか乗ってなかったからいいんですけどね。ただ、タクシーじゃなくて快適なバスになったことで、運賃(25クック)が上がっていたらどうしようと、到着するまでずっと心配でしたけど。
ハバナからトリニダーまでは高速道路のような広い道を東へひたすら真っ直ぐ進みます。途中トイレ休憩が一回だけありました。
ついていないことに、残り1キロというところで雨が降り出しました。それまでずっと晴れていたのに。
バスはどこで降ろしてくれるのかわからなかったのですが、map.meで位置情報を確認しながらレオさんの家から近そうな場所で降ろしてもらいました。
レオさんの家については次の記事で詳しく紹介します。
とりあえず、この日の夕食だけアップしておきます。8クック(8ドル)を払ってロブスターをお願いしました(宿代と食費は別なのです)。
これで一人分なんですよ。いくらぽっちゃり体型の僕とは言え、この量はさすがに食べきれません。
インスタントラーメンみたいなものもあったけど、味付けがキューバ風で食べたことのない美味しさにちょっと感動しました。ヤミさん(レオさんの嫁)は噂通り料理上手でしたね。
実はトマトが嫌いなんですけど、すごい量のトマトが出てきてしまいました。言うのを忘れていた僕に原因があるので、責任を持ってバレないように数枚食べてみましたが、次の日も同じトマトが出てきて、そこだけは本当にきつかったですね……。
食後は屋上にあるテラスへ。涼しい風が心地良かったです。ビールを飲みながら眠くなるまでのんびりしました。
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