
香港とかあんまり興味なかったんですけど、地元の友達が駐在員として香港で働いていたので、軽い気持ちで会いに行ってきました。そういうことなんで、観光と言うよりかは、友達の家に遊びに行ったという感じでしょうか。
彼が住んでいたのは、九龍にあるタワーマンションの42階。家賃が30万円以上というとんでもない物件でした。家賃は会社が支払ってくれるみたいです。羨ましいですね。
見てください、この高さを。これが42階という高さです。友人がこんなタワーマンションに住めるような会社に務めていたことを、僕は全く知りませんでした。彼の能力を完全に見くびってましたから。2つ年上なんですけどね。
家自体そこまで広くはなかったのですが、清潔感のある綺麗な家でした。彼が綺麗好きということもあり、ネパールからの飛行機でカレーまみれにされた哀れなバックパック(80L)だけは、部屋の中に置くことが許されず、42階のベランダに追い出されてしまいました。インド人もびっくりするくらいカレー臭かったのでしょうがないんですけどね。
そして、この地で僕は新たな相棒となるスーツケースを購入し、40カ国を共にしてきたカレーパックとはここでお別れすることになりました。これからの旅人はコロコロですよね。重たいバックパックを背負うの時代は終わりました。
ちょっと前にニュースで知ったのですが、香港では最近、収入があるにもかかわらず家賃が高すぎてホームレスになってしまう人が増えてきているみたいです。その人達は「マクドナルド難民」と呼ばれ、マクドナルドで夜を過ごしているんだそうです。
文明の進歩と共に、ホームレスも進化していっているんですね。日本もアベノミクス効果によって「一億総ホームレス社会」になっていくのかもしれません。
かつて、香港人の友達のことを「チャイニーズ」と呼んだことがありまして、ひどく怒られたことがあります。彼曰く、チャイニーズとホンコニーズは全くの別ものなんだそうです。でも、この街並を見ていたら、香港も中国も一緒なんじゃないかなって思いってしまいましたよね。この写真を見て、「中国」ではなく「香港」と答えられる人なんて存在するのでしょうか…
普通に売り物の横で猫が昼寝していました。
・・・!
フェリーに乗って香港島へ行ってきました。フェリーに乗らなくても、海の下を通っている地下鉄で行くことができるんですけどね。
香港島北部にある中環は政治、経済の中心地であり、かの有名な「100万ドルの夜景」の場所としても知られています。
もともとイギリスの植民地だったこともあり、九龍では二階建てバスが普通に走っていましたが、香港島では二階建てトラムが走っていました。
二階建てトラムというものが存在することを香港で初めて知りました。世界でも香港を除くと、イギリスのブラックプール、エジプトのアレキサンドリアでしか二階建てトラムを拝むことができないそうです。
そしてこちらが有名な香港の100万ドルの夜景になります。どうやらさすがの100万ドルの夜景も、霧にはめっぽう弱いみたいでした。
「100万ドルの夜景」と呼ばれている意味をご存知でしょうか?
もともと「100万ドルの夜景」の発祥の地は神戸と言われています。六甲山から見た神戸の夜景、それに使われている電気代が1ヶ月で100万ドルだったことから、この言葉が使われるようになったそうです。ちなみに、100万ドルといっても1億円ではなく、当時のレートだと3.6億円でした。電力会社儲かってましたね。
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