
誰かのブログでその存在を知ることとなったオアシスの町ワカチナ。最近、日本人旅行者にも人気があるみたいですが、まだ歩き方にはしっかりとした情報が載っていません。そんな、まだまだ未開の地とも言えるワカチナに行ってきました。
ワカチナへ向かうにはイカという街を経由する必要があります。というか、イカからタクシーで10分位の場所にワカチナはあります。
リマからイカまで「Cruz del sur」という立派なバスで移動しました。料金は38ソル(約1200円)。「江田イン」のホルヘさんが「朝は渋滞がひどいから1時間半前にでるように」と言っていたので、朝6時に宿をでることに。乗り遅れたら1200円のチケットがゴミになりますからね。
Cruz del surのバスターミナルには6時20分に到着しました。ちょっとホルヘさん、話がぜんぜん違うんですけど。出発まで寝ないように1時間10分もの時間を潰すのが大変でした。
リマからイカまでの移動時間はわずか5時間。5時間の移動に対して「わずか」と思えてしまうところが、南米の旅に慣れてきたことを実感させられます。ちなみに、昨晩タクローさんと夜までお酒を飲んでいたので、移動中はほぼ爆睡していました。
そのおかげであっという間にイカに到着。ここからタクシーでワカチナに向かいます。
「Cruz del sur」の敷地から出た瞬間、僕のスーツケースを掴んで離そうとしなかったタクシードライバー。強引さに定評のありそうなところが気に入りませんが、「NO!」と言えない日本人なのでそのままワカチナまで連れて行かれました。料金は9ソル。僕がネットで調べた最安値は7ソルだったのですが、強引なおっさんはまったく交渉に応じてくれませんでした。僕もおっさんくらい強引な男になりたい。
タクシーに乗るとすぐに砂漠が見えてきました。
おっさんに連れてこられたワカチナの安宿「Carola del Sur」。たぶんおっさんは僕を連れてきたことで紹介料的なものを貰ってるんじゃないかな。
ドミトリーとサンドバギー合わせて55ソル(約1800円)。結構がんばって値切り交渉を試みましたが、これが今の僕の限界でした。
早速、街中にあるオアシスに行ってみることに。砂漠のオアシスは、ガンジス川みたいな色をしていることから相当汚染が進んでいることが予想されます。下手したらガンジス川よりも汚いかもしれません。だって、ガンジス川は上流から綺麗な水が常時流れてきていますが、ここは池みたいな感じでしたから…。
そこで楽しそうに水遊びをしている子供たちを見て、ゾッとしましたよね。やっぱり身体の内側の鍛え方がぜんぜん違うんでしょう。
ワカチナの鳩。目の周りが青くて綺麗でした。人間と一緒で目の綺麗な鳩の方がモテるのでしょうね。みんな青かったですけど。
砂漠の砂ってすごく熱いんです。サンダルで砂漠を歩こうとしたんですけど、3歩で引き返して靴に履き替えました。
ワカチナの全体像。すごく小さな町です。町というか、観光施設みたいな場所ですね。
サンドバギー。もともと興味はなかっただけに、僕の中の期待値はとてつもなく低く設定されていたのですが、冗談とか抜きで結構面白かったです。レールのないジェットコースターに乗っているような、スリル満天のアクティビティでした。
急斜面をスノーボードのボードみたいなものに乗って滑るという遊びも、怖かったんですけど楽しかったです。
下手したら大惨事になるんじゃないかって思っていたんですけど、誰一人として失敗している人はいませんでした。
サンドバギーツアーの最後に夕日を眺めたんですけど、これがまた綺麗でして。インドの砂漠にて夕日を見たこと、つまり我が人生において最大のうんこを残してきたときのことを思い出しましたよね。
一応言い訳しておきますが、巨大うんこをしたのは、インドの砂漠でキャメルサファリというラクダに乗って一泊するツアーに参加した時のことですので。暇さえあればそこら中にうんこを撒き散らしているような最低な人間じゃないですからね。
夜、宿で出会ったたかくんとワカチナの夜景を見るために砂漠に行きました。町を見下ろしながらビールを飲みつつ、いろいろと語り合いました。
砂漠の夜は風か強くて寒かったのですが、素敵な時間を過ごすことができました。
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