
メキシコシティを徒歩で観光してきました。
治安が良くないことに加え、この日はちょうどデモ活動も行われていまして、若干不安になりながらの観光となりました。
ペンションアミーゴから徒歩数分のところにある革命記念塔。夜には妖しい色でライトアップされています。
アラメダ公園は都会にあるオアシス的な役割を果たしています。ニューヨークでいうところのセントラルパークのような感じですね。噴水周辺ではたくさんの市民が団欒していました。
奥に見える建物はラテンアメリカタワーです。
公園の端にあったベニート・フアレス記念碑。綺麗だったので一枚とっておきました。
公園を抜けるとベジャス・アルテス宮殿があります。デモが行われるので、この日は緑色の鉄板で囲われていて入ることができませんでした。
ソカロ広場にやってきました。とても大きな国立宮殿もあります。もちろんこの日は宮殿の中に入ることができませんでしたけど。
ちなみに日本人駐在員たちは危険なので夜間にソカロ周辺を歩かないようにと言われているんだとか。
広場の横にはメトロポリタン・カテドラルもあります。
カテドラルの入口にはたくさんの警察が…。残念ながらこちらも中に入ることはできませんでした。
この日(10月2日)、なんのデモが行われていたのかというと、1968年に民主化運動をしていた学生たちがメキシコシティのトラテロルコ広場で警察に虐殺された事件に対するものだったみたいです。
政府の発表では亡くなった方は26人となっているそうなのですが、300人以上が亡くなったとの報告もあるそうです。
天安門事件のようなものでしょうか。
ソカロ広場からさらに東に進んでいくと、ローカルの雰囲気を楽しむことができます。でも行き過ぎるとローカル過ぎてちょっと怖いので気をつけてください。
路上で商売をしている人たちの向かいには、盾を持った警察が何列にも並んでいて、なんとも言えない光景となっていました。商売しにくそうですね。
アステカ帝国の中央神殿跡テンプロ・マヨール。メトロポリタン・カテドラルのすぐ横にあります。
おそらくデモの影響だと思いますが、入場料が無料になっていました。通常は入場料64ペソ(約450円)です。
無料だったことはもちろん嬉しかったんですけど、入場料くらい払うからカテドラル入れてくれって気持ちの方が少しだけ強かったですね。
軽い高所恐怖症を患っているのですが、ラテンアメリカタワーにある展望台へ行ってきました。
展望台から見たベジャス・アルテス宮殿。ちょっとインドっぽいですね。入れなかったことは残念です。
雲一つない快晴でメキシコシティのパノラマを楽しむことができました。
柵があって絶対に落ちないようになっていたんですけど、周りから見たら恥ずかしいくらい腰が引けていたことだと思います。手に汗握りすぎてカメラを落とすんじゃないかと不安でしたし、iPhoneで撮影するときは必ず両手で持つようにしていました。
しばらくすると、左側にある大通りの奥の方からデモ行進がやってきました。
ラテンアメリカタワーのすぐ近くを右に曲がり、ソカロ広場へと向かっていきました。
デモを撮影するためなのか、ヘリコプターが飛んでいました。
こんな感じで先程までガラガラだったソカロ広場には大勢の人が…。
結局デモ行進自体は展望台から見るだけだったのですが、建物に向かって石のようなものを投げている輩もいたり、鉄板を蹴りまくっている輩もいたりで、メキシコってやっぱり危険な国なんだなという印象を受けました。
デモに対して反対ということはありませんが、ちょっとバイオレンスすぎる行為はいただけないなと。
ちなみにこの一週間ほど前にもメキシコシティで大きなデモ活動があったみたいです。
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