
イグアスの滝から26時間かけてリオデジャネイロにやってきました。ついにブラジルの旅が始まります。
午前10時に到着予定だったバスは、さも当然かのごとく2時間遅れでリオデジャネイロに到着。
「噂通りブラジルは危険そうな場所だな」
そう思わずにはいられないほど、地べたに寝っ転がっている人が異常に多いリオデジャネイロ。インドに来たみたいな感覚にさせられました。
バスターミナルから市街までは、このバスで向かいます。乗車賃は3.8レアル(約120円)。
細かいお金を持ち合わせていなかったので、運転手に10レアル渡したのですが、なぜかお釣りをくれませんでした。
「とりあえず一回席につけ」
みたいなこと言われてしまいまして。言われるがままに一回席についてみたのですが、ぜんぜんお釣りを返してくれる気配はなく。
自分が失おうとしているお金(6.2レアル)が約200円相当の大金であることを確認した僕は、ドライバーの元へ再び駆け寄りました。まるで一万円でも取り返そうとするかのような熱量で「200円返せ!」としくこく喰らいつく僕に、ドライバーも同情したのか、お釣りを返してくれました。
ブラジルではバスに乗る際に、必ずお金をくずしてから乗るようにした方が良さそうです。
僕がリオデジャネイロでお世話になった宿は「ZICO」という日本人宿。
ZICOはマンションのような建物の中に二部屋あり、それぞれに二段ベッドがいくつか置かれているドミトリー式の宿です。料金は一泊50レアル(約1600円)。その一室に、オーナーのしんごさんも住まれています。
場所はCentral駅から徒歩5分ほどという好立地。しんごさんがいないと中に入ることができないので、要予約です。こちらからしんごさんに連絡を取れます。
ちなみに僕は飛び込みで宿に向かったのですが、運良くしんごさんがいてくれたので事なきを得ました。リオデジャネイロの路上に全ての荷物を持って何時間も待ちぼうけなんてしたくないですからね。
3泊もしたのに部屋の写真を撮り忘れるという、自称ブロガーのくせに痛恨のミスを犯してしまいました。すみません。でもジーコ快適ですし、しんごさんいい人ですし、立地もいいので本当におすすめです。
この日は週に一度行なわれている土曜市の日。行ってみたのですが、時間が遅かったため市は既に終了していて、ゴミしか残っていませんでした。ただ、このゴミの散乱具合こそが土曜市が大盛況だったことを物語っているなと。
中南米を旅してきて、ふくよかな体型な方ばかりを見てきたので、一生懸命ゴミを漁っているガリッガリに痩せた人の姿を見て驚きました。やはりブラジルは他とは一線を画しています。
リオのメトロ。料金は一律で3.7レアル。4月から値上げするみたいです。8月にオリンピックが行なわれるからでしょうか。
天井が高く中は広々としています。蒸し暑いリオデジャネイロにある電車だけあって、エアコンがガンガン効いていて涼しかったです。なぜかバスにはエアコン無しのタイプが多かったので、極力乗らないように努力していました。
しかもエアコン無しのくせにメトロよりバスの方が0.1レアル高いんですよ。ありえないですよね。
だからメトロが値上げすることになったのかもしれません。
ブラジルといえばアサイーということで食べてみました。何かのフルーツと混ぜて作ったものらしく甘くて美味しかったです。基本的に甘いモノを好まない体質なので、これが最初で最後のアサイーでしたけど。
アサイー屋のおじさん。一人でディズニー映画を見ていた姿がとても可愛らしく印象的でした。
タイのカオサンをちょっとだけ高級にしたようなラパ地区。宿からは歩いて行ける位置にあります。
この日は久しぶりにお酒を飲みました。そして、一軒目でいきなり気持ち悪くなり、滞在時間わずか1時間で宿に戻ることに。たぶん移動の疲れだと思います。一緒に飲みに行ってくれた方も危険だからと言って、僕と宿に戻ってくれました。本当に申し訳なかったです。
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