
ウユニ塩湖といえば綺麗な鏡張り。晴天のもとの鏡張りはもちろん、星空のウユニ塩湖も美しいのです(写真を見た限り)。それをこの目で拝んでみたいと思い、星空&朝日ツアーに参加してきました。
その後、2泊3日のツアーでチリを目指します。
星空&朝日ツアー!
昨日の1日ツアーの後、約3時間の睡眠をとり午前2時半に起床。星空とサンライズのツアー(100ボリビアーノ)は3時に旅行会社の前に集合とのことで、寝坊するんじゃないかと不安だったのですが、なんとか起きることができました。
僕は寝坊せずにすんだのですが、同じツアーだった韓国人カップルは寝坊していました。集合場所で待っていも来なかったので、宿まで向かいに行ったところ、普通にまだ寝ていました。
ちなみにツアーメンバーは僕らを除いて、全員韓国人。韓国好きなので嬉しかったです。
この日は満月に近い大きな月が空に出ていたため、あまり星を見ることができませんでした。天気は良かったんですけどね。残念です。多くのバックパッカーたちは、新月の日めがけてウユニに来ているのですが、この事態を避けるためだったということに、遅ればせながらようやく気が付きました。
スマホのライトを使って「UYUNI」の文字に挑戦。しかし何度やっても「N」だけ上手くいきませんでした。ちなみに「N」を担当していたのは、遅刻したカップルの彼氏の方です。まだ寝ぼけていたのでしょう。
ウユニ塩湖に写っている文字が逆さだということに関しては、誰一人疑問を持たずに何枚も撮り続けるという。みんな寝ぼけていたのでしょう。
ウユニ塩湖の夜は寒く、薄着だった僕は凍死寸前でした。いや、本当に。朝日が出てくるまで、車の中で暖を取っては外に出る、を繰り返していました。
なぜか車の中からはドアが開かない仕掛けになっていたので、ドライバーの方に何度も外からドアを開けてもらうのが申し訳なかったのです。彼は僕が外に出たがる度に外に出ないといけなかったからです。でもそれしか生き残って朝日を拝むためには選択肢がなかったのです。
星空&朝日を見に行く人は厚着していくことをおすすめします。
こちらは正しく水に文字を描くことができました。読めますか?
朝日を満喫した後、温かいコーヒーとパンを貰ったのですが、このコーヒーが本当に美味しくて。今まで飲んだコーヒーの中で堂々の3位にランクインしていました。
2泊3日ツアーへ!
一度宿に戻り、仮眠をとって午前10時半、二泊三日のツアーへ出発。ツアー料金は750ボリビアーノ(約11500円)。ツアーの初日は一日ツアーとほぼ同じ内容でした。昨日参加した一日ツアーについてはこちら。
昨日のウユニ塩湖で浮いていた塩の結晶のようなものが、この日は綺麗さっぱりなくなっていました。本当に鏡の上にいるような景色が、湖全体に広がっていました。
これなんか鏡の上を歩いているかのようにしか見えないですよね。
上に物を投げている瞬間を上手に撮影してもらいました。すごく小さいんですけど、何を投げたのか分かった人は天才です。
もう天国にしか見えません。天国の存在は否定派ではありすが。
二泊三日の旅を共にするメンバーで仲良く写真撮影。今回はオーストラリアとドイツの方々とご一緒させてもらいました。
ピンクの服を着た女性のカメラで撮った写真の方が綺麗に撮れていたので、あとで送って貰う約束をしてメールアドレスを教えたのですが、3ヶ月以上たった今もまだ届いておりません。
ウユニに来るまで、2週間近く快晴の空を拝むことができていなかっただけに、ずっと天気のことを心配していましたが、幸運なことにも二日間とも晴れ渡るウユニ塩湖を見ることができました。
この日は宿泊する村まで移動するため、ウユニ塩湖に滞在できたのは3時間ほどしかありませんでした。僕は前日の一日ツアー(サンセット付き)やサンライズツアーに参加していたので、お腹いっぱいになるくらいウユニ塩湖を満喫することができましたが、他の参加者がわずか3時間で満足できたかは定かではありません。
ウユニ塩湖を楽しみたい人に、二泊三日のツアーだけというのはあまりおすすめしません。
ウユニ塩湖の写真をこれまでたくさん見てきましたが、そのどれよりも肉眼で見たウユニ塩湖は綺麗なものでした。写真や言葉では伝えることのできない壮大な景色が広がっています。遠くに見える島や車が本当に宙に浮いているように見えるんです。見えるというか、肉眼で見た限り浮いていましたね、あれは。
そんなウユニ塩湖の知られざる事実。
ウユニ塩湖は塩の上にできた水たまりですので、塩分濃度が以上に高いみたいです。一説によると30%以上あるんだとか。それがどのくらいすごいのか大学で理系(しかも化学)を学んだはずの僕ですらよくわかりませんが、海水の塩分濃度が3〜4%らしいので、それと比べるとウユニ塩湖の濃度がいかに高いかがわかると思います。
それくらい塩分濃度が濃いので、すぐに塩が結晶になるんです。サンダルの紐の部分も塩の結晶化が進み凶器と化し、足から血が流れるという。ジーンズもバッキバキになるくらい固くなるという。固まりすぎて、自分の足でジーンズが立っていました。「もう自分で立てるからお前必要ないよ。」みたいな顔して立っていました。
19時にサン・ファンという村に到着しました。
ツアー会社が提携している宿に泊まります。大金を払ったのにドミでした。しかもシャワーは別料金(たしか10ボリビアーノ)。「あんな塩まみれになったんだからシャワーを浴びない奴なんていないだろ!」って思いながらシャワーを浴びたんですけど、結局シャワーを浴びたのは日本人の僕らだけでした。外国人はやっぱり強く逞しい。
明日は朝7時に出発します。
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